早分かりJRE
JREは、「都心のAクラスビルを中心に投資する、
オフィス特化型のJ-REIT」です。
「J-REIT」とは?
■ J-REITは「不動産の賃貸収益を投資家に分配」
J-REITは、投資家からの出資金、金融機関からの借入金を原資に、オフィスビル等の不動産に投資し、中長期的な保有・運用を通して、そこから得た賃貸収益を投資家へ分配する仕組みです。
■ J-REITは「ミドルリスク・ミドルリターン」の商品
不動産からの安定的な賃貸収益を投資家に分配するJ-REITは、投資商品としては株式よりもリスクが低く、国債等の債券よりもリターンの高いミドルリスク・ミドルリターンの商品と言えます。
■ J-REITの魅力
現物不動産投資よりも、簡単に、手軽に不動産投資が可能です。
- ①小口資金で不動産投資
- 実際に土地や建物を購入するよりも、小口の資金で投資が可能です。
また、複数の不動産に対する分散投資と同じ効果が得られます。 - ②売買が容易
- 証券取引所に上場しているため、必要な時に容易に売買可能です。
売買についても株式と同様、証券会社で簡単にできます 。 - ③不動産のプロが運用
- 運用は専門家が行うため、投資家の皆様には専門知識や経験は不要です。
- ④高い利回り
- 税制の優遇措置により、法人税が発生しません。
その分、投資家の皆様へ分配金として還元可能です。
「オフィス特化型」とは?
■ JREの運用資産・投資スタンス
J-REITが運用対象とする資産や投資スタンスは、大別すると下図の通りです。
JREは、オフィスビルのみに投資を行う「オフィスビル特化型」REITです。
■ オフィスビルの特徴
オフィスビルは他の運用資産と比べて・・・・
- ①流動性が高い
- 売買市場の規模が大きく、「買いやすく売りやすい」
- ②投資金額が大きい
- 1件あたりの金額が大きく、サイズの大きい安定したポートフォリオを構築しやすい
- ③テナント信用度が高い
- テナントは基本的に法人のため、賃料支払についての信用度が高い
- ④景気感応度が高い
- 安定的とされる不動産賃料の中でも、景気動向に応じて変動しやすく景気回復局面においては上昇しやすい。
■ 「特化型」の特徴
特化型は複合型・総合型と比べて・・・・
- ①資産の内容がわかりやすい
- 不動産は用途によりリスクとリターンの特性が異なるが、投資対象を1つの用途のみとする特化型は、資産の状況がわかりやすい
- ②投資家自身で資産構成を決められる
- 他の資産に投資する特化型REITと組み合わせて、投資家自身が適正だと考える割合で投資ができる
JREの強みとは?
■ 日本で最初に上場したREITのパイオニア
2001年9月に上場後、J-REIT市場とともに着実に成長し、安定した分配を継続
■ 都心の大型優良ビルを中心とした安定的なポートフォリオ
安定的な需要が見込める優良物件を中心に投資し、高い競争力を備えたポートフォリオを構築
■ 三菱地所のサポート
日本有数の不動産会社である三菱地所がスポンサーとして、JREと資産運用会社をサポート
※ | スポンサーとは・・・ |
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資産運用会社の株主のことで、物件の供給・管理運営や人材の派遣等、REITの運営に当たって様々なサポートを行っている。 |
■ 健全な財務体質
定常的なLTVは30~40%と比較的低水準に設定し、マーケット環境の急変時にも柔軟に対応可能
J-REIT最高水準の格付けを取得
※ | LTVとは・・・ |
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Loan To Valueの略称で、総資産に対する有利子負債の比率のこと。 LTVが低い水準であれば、借入金での調達が機動的かつ好条件で行えるため、物件の取得においては有利となる。 |